志ん生さんのトレードマーク

うちは祖母、母、わたしと親子三代落語や昔ながらの漫才が大好きで、落語は寝る時に枕元にカセットデッキを置いてそれを子守唄のようにして聞かされていました。だからか(?)落語を聞きに行くとなんだか眠くなってしまうのよねぇ。

同じようなことを糸井重里もいってたので、けしてその噺家さんがつまんないわけじゃなく落語には、いい意味で安眠作用があるのかも。とくに志ん生さんの、むにゃむにゃした感じの落語は心地良い眠りに誘われる・・・。と、いうか、志ん生さん自身が寝てたりするよね。

志ん生さんのトレードマーク

お酒好きの志ん生さん。酔っぱらって高座に上がることはしょっちゅうだし、高座で居眠りなんていうエピソードは有名ですよね。志ん生さんのトレードマークってね「お銚子とお猪口」なんですよ。ほんとにお酒が好きなんだってクスッと笑ってしまうけど、このマークが羽織裏や草履についているんです。見えないところに、こんな洒落ッ気、粋ですよねー。今でも“噺家といえば志ん生さん”という方は多い。愛され続ける理由には、こうした茶目っ気もあるのでしょうね。

ちなみに今でも私のiTunesの中には、まだ全部聴けていない「古今亭志ん生名演集全49巻」が眠っているので、うつらうつら聴きながら楽しむことにしましょうか。