桜の桐下駄

こんなの履くかしらと、
お義母さんから桜の桐下駄をもらいました。
この下駄は、かれこれ40年くらい前に秋田で買って
けっきょく1度も履かずじまいだったとか。
こんなのだなんてとんでもないです、お義母さん。
手渡された下駄の、まぁ、かわいいことったらありません。

桜の樹皮を張った桐下駄、
しかも私の大好きな二枚歯の下駄で
美しい光沢をもつ桜の樹皮には、有名な秋田蕗の葉を象った
色違いの樹皮が張られていて、
これがいいアクセントになってます。

桜の桐下駄

赤と白の鼻緒がまた愛らしくてね。
とにかくどこから見てもかわいい下駄なのです。
着物が大好きなお義母さんなので、
きっとこの下駄を履く機会はたくさんあったのだろうに
1度も履かないでいたのは、
それだけ大切にしてたんだろうな。
なんてことを思いながら
私も、正直もったいなくて履けないんだけれど
履かないと樹皮が剥がれてきてしまうらしいので
ありがたく履かせていただきます。

今年はなんだかはっきりしない夏ですが
お天気がよければお祭りじゃなくても浴衣を着てね、
この桜の桐下駄を履いて夕涼みにでかけましょう。
たくさん履いて、これからもずっとずっと履いていけるように
40年物の桐下駄、大切しなくちゃ。