それでもシャンプーハットは必要でした

わたしが子供の頃は、まだまだシャワーなんてなくて
母が手桶にお湯を汲んで、無神経に
(どんだけ譲歩したとしても無神経だったと思う)
ザァーザァーと、頭からお湯をかけてくれたものです。
シャンプーは目にはいるし、鼻にも入るし
幼稚園児にして、滝行かいっ!てくらいの容赦なし。

だからね、この苦行から逃れるためにも
夢のようなシャンプーハットがどうしてもほしかったし
いや、わたしにこそ必要不可欠なもんでしょうって
常々思っていたので、買ってくれとねだるのですが
「あなたは頭が大きいからサイズがないの!」って
これでもかというヒドイ理由で即、却下ーッ!

シャンプーハット

ところがです。
弟が中耳炎になったのを機に、弟は買ってもらったの
夢のシャンプーハットを〜、すんなりとよ〜。
わたしの方が弟よりずっとずっと欲しがっていたのにさ。
そんなのってずるいじゃん!
そう思ったら、くやしくってくやしくって
弟のシャンプーハットをむぎゅ〜〜〜っと、はめてみた。

き、きつい!
頭の血が止まって目のあたりが鬱血してくるような感じ。
頭が割れそうなくらいぎづい。
でも、わたしだってシャンプーハットかぶれるもん!
孫悟空になったような気持ちでさらにむぎゅ〜〜〜っっ!
・・・ん?!
締め付けられていた頭に心地よい開放感〜?
あ、やっちったー。
シャンプーハット、やぶけたぁーッ!!
だからいわんこっちゃないの顛末。
母のいうこたぁ、まつがっていませんでした。