名古屋古流凧

大人になった今、寒さによわくなっちゃって、北風が吹くと早々にあったかな部屋へ籠もってしまいますけれど、子供の頃はちがいましたねぇ。強い北風なんてなんのその。風が吹けばしめたものと、凧を片手に家を飛び出し、近所の空き地で凧あげをしました。

今では凧をあげる場所を探すのも一苦労。冬空に凧を見ることもすっかりなくなりましたね。なんてことを思っていたら、わたしが暮らす名古屋に「名古屋古流凧」というとても変わった凧があるのを知りました。

名古屋古流凧

この凧の歴史は古く江戸時代の初期に尾張藩の武士達が作っていたそうで、凧の形は蝉などの昆虫の形をしていて、煤でいぶした丈夫な竹で精巧に骨組みを作り、その上には上質な美濃和紙を貼って美しい装飾を施したとか。まさに竹と和紙との名人技といった凧なのです。

この名古屋古流凧、見た目もユニークなんだけれどあげた時にブーンブーンと音がしてまるで蝉が鳴いているみたいなんですよ。冬空に飛ぶ蝉凧、これはおもしろいですよね。現在は保存会があり伝承活動に力を入れているそうです。家でぬくぬくしていちゃいけませんね。

名古屋古流凧。
わたしも機会があったら、ぜひあげてみたくなりました。